こんにちは!
今回は剥がし切り絵風の作り方を解説していきます。
剥がし切り絵って難しいですよね。
切りすぎてしまったり、切込みが甘くて剥がせなかったり
剥がし残りができたり…etc
何度か挑戦しましたが綺麗に作れなかったので
剥がし切り絵は過去の諦めたことがあります。
でも、今回解説する切り方はテクニックなど一切いりません。
切ることができれば誰にでもできます!
順番に解説していきます!
切り絵を始めたい方向けの記事もチェック!
①切り絵の始め方
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②切り絵の道具選び
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③切り絵の図案
①準備
必要な道具はこちら
・デザインナイフ
・下絵
・カッターマット
・画用紙(タント紙)
・スプレーのり
・ペン
今回は15㎝×15cmのタント紙モノトーン系使って作っていきます。
下絵はこちらのテンプレートをお使いください。
テンプレートの使い方はこちら
準備中
先ほどのテンプレートを印刷して、下絵の枠を切り抜きます。
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タント紙を上から濃い順番に並べます。
今回の場合は黒、グレー、白の3色です。
紙を重ねて、位置を合わせて
余白のところをホチキスで留めます。
印刷が少し荒かったので
ボールペンではっきりさせました。
切り絵をやるときは割と必須な作業です。
この作業は、枠を切る前でも問題ありません。
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残す色に番号を振っていきましょう。
黒-1
グレー-2
白-3
という風になります。
慣れてくると番号を振らなくてもできますが
間違える可能性もあるので、番号を振っています。
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白色を残すので、グレーの下にカッターマットを入れます。
これにて準備が終了です。
②切っていこう
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切るときはなるべく、薄い色(下の色)から
切っていくと後々、楽です。
今回の場合ですと、3番から切っていきましょう。
試しに赤く囲った場所の濃い部分を先に切った例です。
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赤線のようにして切らないと、白色をだすことができません。
グレーの色をさらに切ることになるため、グレーの色の面積が若干小さく
なる可能性もあります。
切るとこんな感じになります。
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次は先に薄い色から切った例です。
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黒色の下にカッターマットをセットし
赤線のように切るだけで、グレーの色を出すことができます。
切り間違え防止になったり、切る面積が少ないので切りやすいです。
なるべく薄い色から切っていきましょう。
他の個所も同じように繰り返し切っていきます。
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こんな感じになります。
この後顔を切っていきます。
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顔を切るときは先に分離するパーツを切っていきましょう。
人によっては、分離させない線でパーツを残すやり方もありますが、
今回は分離させています。
分離するパーツはなくならないようにわかり場所に保管しましょう。
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分離パーツが切り終わったら目を切りましょう。
この辺りは普通の切り絵の作り方と大きく変わらないですね。
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顔全体を切っていきます。
黒色とグレーと2色分の画用紙を切り抜くため
慎重にやらないとミスります。
ちなみに、ミスって片方の目が分離してしまいました。
ここでミスってしまったので修正のやり方も載せていきます。
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目にはグレーも使われているので色を入れていきます。
カラー切り絵の色の入れ方と一緒で問題ありません。
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こんな感じになりますので、分離パーツとして一緒に保管しておきましょう。
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額の傷も黒色の下にカッターマットをセットし
赤線のように切るだけで簡単にグレーの色を出すことができます。
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完成までもう少しですね。
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髪もグレーの色が残るように切っていきます。
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他の切っていない箇所も切っていきます。
切り終わったら、余白を切るのと貼り付けです。
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スプレーのりで貼りつけを行っていきます。
のり付けするときはホチキスを外して1枚1枚貼り付けていった方が
綺麗に貼れるかと思いますが、今回はホチキスをつけたまま
貼り付けていきます。
余白の部分を切ることを考えると
ホチキスをつけたままの方が良さそうかもしれませんね。
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最初に黒とグレー
次にグレーと白をくっつけていきます。
貼り付けは慣れていないと難しいです。
貼りつけをミスると心が折れそうになるので
慎重にやりましょう。
下絵や白色にスプレーのりが付着すると、くっついてしまったり
汚れてしまうので、いらない紙を上にかぶせておくといいです。
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貼り付けて余白を切り抜いたらこんな感じになります。
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最後に分離パーツをつけて完成します。
完成です。
過去に作った作品
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まだまだたくさんありますが
こちらにまとめてあります。
準備中
まとめ
剥がし風の切り絵を簡単に作る方法でした。
剥がす工程をなくして切るだけなので
通常の切り絵と同じように作れるはずです。
切る順番などは最初は悩むかもしれませんが、慣れてくると
悩まずに切ることができるようになります。
また、重ねる枚数を増やせば色を増やすことができます。
増やせば増やすだけ切るのが大変なのでカラー切り絵を作る感じで
作ったほうがいいかもしてれないですが。
モノトーン系のカラーでなくても
青系、赤系、黄系、緑系の色などでも同じ原理で作ることが可能です。
様々なものに挑戦してみてください!
というわけで、
剥がし切り絵風の切り絵の作り方でした。
切り絵を作って販売をしたい方はBASEがおすすめです!
最初は全然売れないかもしれませんが、たくさん出品をしていくうちに
段々と買ってくれる人が増えていきます!!
人気になればなるほど売れるのでぜひ、利用してみてください。
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①切り絵の始め方
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②切り絵の道具選び
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③切り絵の図案