こんにちは
今回は濃黒切り絵展2020に出展した作品について
作った感想や途中経過など書いていこうと思います。
切り絵単体の記事はホームページ立ち上げ当初は書いていましたが
最近、全然書いていないので新鮮味がありますね。
時車
濃黒切り絵展2020に出展した作品はこちらになります。
題名『時車』
試行錯誤をしていたらこのような感じの作品になりました。
元々はスチームパンクの作品を作りたくてこちらの作品
題名『蒸気梟』
を作品として出そうと思っていました。
元絵がネットから拾ってきたものだったので
さすがに辞めました。
いつかは、自分でスチームパンクのイラストを描いて
切り絵にできたらいいなと思ってます。
早くて、来年の濃黒切り絵展とかにお披露目?
完成するまで
あんまり写真を撮ってない?
撮っていた気がしたけども全然ありませんでした。
といっても、作品は1つのイラストから大きさを小さくして
繰り返している感じです。
アイビスペイントを使って下絵を描いています。
レイヤー別で保存して印刷をしています。
最初は6枚を重ねてElisa Mearelli氏の作品見たい
にしたいと思っていました。
上手く、立体的にできず断念しました。
いつかはリベンジしたいですね。
その次に、中心が開いてしまうため
どうやって埋めるか思考錯誤していました。
薔薇を立体的に作って
花言葉 金色(希望)か虹色(無限の可能性)
の色にしようと思っていましたが、モノトーンに合わないと判断して
断念。
時計っぽくしようとも考えて、ムーブメントを作って見ましたが
これも、イメージと合わないため断念。
どうするかと考えたときに、枚数を増やすかと考え絵て
追加しました。
枚数を増やしたのは個人的に正解でした。
ただ、ここで問題が。
もともと、立体的な作品にするためこちらの
A4サイズのフレームボックスしか額縁がなかったのです。
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10枚まとめて、1ばうん上にしても変だし
1番大きい作品を一番上にして、残りは下にしても変だし
何をやっても合わずに悩んでました。
10月11日の夜の出来事で次の日に配送をしないと
間に合わないという極限の状態。
悩んだ末、『蒸気梟』用に買ったインチサイズの額縁を使用することに。
A4サイズの切り絵なのでインチサイズに合うように裁断しました。
さらに、クッション紙の大きさが小さかったため
今回の作品に合うように自作しました。
その結果、理想的な作品に仕上がりました。
色合いもモノトーンを崩さない額縁でほんとに
よくできと思いました。
今回思ったことは、余裕をもって作品を作るべきでしたね。
17日開催だから、15日、16日ぐらい着でいいだろなんて
油断をしていたらまさかの13日までと確認不足。
会場まで近ければ、直接搬入で15日だったんですけどね。
『時車』
景紙切り絵用紙とタント紙を使用して作りました。
歯車と時間を掛け合わせた作品です。
歯車の先は未来なのか過去なのか捉え方は人それぞれ。
少し考えさせられる作品をイメージして作りました!#濃黒切り絵展#切り絵 pic.twitter.com/0Az0IiJtIS— 🥒Nきゅうり🥒@濃黒切り絵展2020 (@N9R_009) October 11, 2020
題名の由来
作品の題名を決めるのにも結構苦労しました。
歯車だけど、スチームパンクという要素がほとんどないので
スチームパンクの題名は使えない。
時間に関する題名にしたいというのもあったので
『未来と過去』や『逆行』、『時の歯車』
といろいろ浮かんだのですが、どれもいまいちで
悩んだ末時間と歯車を掛け合わせた『時車』になりました!
物販用の作品
彼岸花
錦鯉
椛
金魚
鶴
一律1000円です。
11日の夜中に大急ぎで作って梱包しました。
額縁自体は9月に塗装していました。
ミニ額縁用の和柄は事前に
図案と作品も作っていました。
じつは、すべてレーザーカッターで作っています。
ちなみに図案の作り方はこちら
ちょっと反射してしまっていますが、こう並べると
かっこいいですね。
黒に金色や銀色が合います。
没になった作品
展覧会には実はもう一点出展する予定だった幻の作品があります。
題名『イバラの先に』
30枚もの黒画用紙を重ねている作品です。
QRコードも切り絵で作っています。
QRコードだけは会場で見ることができます。
ちなみにQRコードは
に繋がります。
没になった理由としては、
インパクトがいまいちで、作品としてふさわしくないと
感じました。
レーザーカッターを作った最先端の切り絵として
デビューをさせたかったですがお蔵入りです。
重ねるのにかなり時間を掛けていたので没にするには
惜しい作品でした。
どこかでお披露目できる機会があればいいですね。
まとめ
濃黒切り絵展2020に出展する作品の
『時車』に解説と物販、没作品の紹介でした。
思った以上に写真が少なく、伝えたいことがあまりかけていませんが
今回は、結構試行錯誤していました。
出展する作家さんはもっと前から図案を描いていたり、
作品に時間を掛けていると思います。
ちなみに、今回は会場に行けないので私の分も楽しんで
ください。
というわけで
それではっ