【作家紹介】イギリスの現代アート切り絵作家『JR CHUO』

こんにちは!

今回は切り絵の作家の紹介をしていきます。
みんなの切り絵展では、作品の紹介だったり展覧会の紹介はしてきましたが
まとめ以外で切り絵作家の紹介を記事にするのは多分、初めてです。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は『JR CHUO』さんという
現代アート切り絵作家さんを紹介していきます。

・どんな方なのか?
・どんな作品を手掛けるのか?
・作品の紹介

について書いていきます。

『JR CHUO』さんの
Instagramやホームページもあるので見てみてください!

Instagram【@jrchuo
ホームページ【www.jrchuo.com

切り絵を始めたい方向けの記事もチェック!

①切り絵の始め方

②切り絵の道具選び

③切り絵の図案

目次

『JR CHUO』さんとは?

CHUOさんはイギリス出身の切り絵作家さんです。

切り絵との出会いは、2015年に日本に訪れた際に、京都の旅館で『伊勢型紙』の伝統的なデザインを見てその作品の複雑さに感銘を受けたことがきっかけ。
イギリスに帰国後、自分で作品を作ってみて、切り絵の可能性と多様性を感じ
夢中に。

2015年から作品を作り、6年以上も作品を作り続けています。
今年の7月にロンドンで開催された『The Other Art Fair London』という
アートフェアで選考委員会の「キュレーターズピック」の1つとして、SaatchiArtによって作品が選ばれております。

The Other Art Fair London july-2021についてはこちら

いくつかの作品が『MILAN DESIGN WEEK FUORISALONE
という、2021年9月9日〜24日まで開催している、オンライン展覧会に展示されています。

『ArtFolio2022』に選ばれています。
『ArtFolio2022』はキュレーターが、抽象芸術と現代芸術を選び抜き「今年のベスト」をまとめた書籍です。

イギリスでは若手大人気の作家さんでインスタのフォロワーはなんと9000人以上!
Instagram【@jrchuo

どんな作品を手掛けるのか?

CHUOさんの作品は幻想的で美しく鮮やかで、メッセージ性の強い作品を作っています。

2015年に切り絵を作り始めた頃は、建築や人物の切り絵が中心でしたが
抽象的な作品に移行して、今の作品になっていきました。

また、駅や路線の複雑さをわかりやすくしている、地下鉄路線図からインスピレーション受け、多くの作品には地下鉄の駅名や路線にちなんだ作品名となっています。

1作品作るのに、数ヶ月で作り上げる作品もあれば
数年掛けて作る作品もあり、どれも素敵な作品になっています。

CHUOさんといえばの作品!
【CHUO-Reef-Collection』(リーフコレクション)】
この作品は、気候変動によりサンゴに与える影響を研究して
サンゴ礁が白化現象を起こす前に、幻想的な鮮やかな色を発色するヒントを得た作品となっています。また、彼のメッセージがこの作品に多く込められています。
まさしく、瀕死のサンゴの「悲劇的な美しさ」と言える作品。

作品紹介

ここからは一部作品の紹介です。
ここで紹介していない作品は
Instagramやホームページで見ることが出来ます。

Instagram【@jrchuo
ホームページ【www.jrchuo.com

Shinjuku

CHUOさんの最大の切り絵。
大きさがなんと2メートル!

制作までには約2年掛かった大作です。
さきほど紹介した『The Other Art Fair London』
で選ばれた作品となります。

とても大きい作品に見えますが、非常に細かい作品です。
また、作品にはたくさんの思いが込められています。

(Fluoro-Pink-Shibuya)渋谷

『ArtMarket Magazine』の第61号に掲載された作品。

『Art Market Magazine』とは現代アート作品を取り上げており
世界的に有名なアーティストの
バンクシー、ジェフクーンズ、シンディシャーマン、草間彌生などを取材したりしています。

蛍光ピンクを使った作品。
蛍光色を取り入れることでより作品の美しさや繊細さに注意を引くように工夫をしており、悲劇的な美しさを表現を引き立つようにしています。

Roppongi-Reef(六本木)

この作品は今年の10月に開催する
『東京インターナショナルアートフェア』にて展示される作品となっています。

『東京インターナショナルアートフェア』は⾔語や⽂化を越え、アートを通じて国際交流をするための祭典で様々な素材や技法を⽤いた現代アートが展⽰されます。

彼の持ち味と言えるリーフ作品がギュッと詰まって1つの作品となっています。
まさしく、海に広が幻想的なじゅうたん。

ぜひ、10月に交流と現代アートを見に行ってみてはどうでしょうか?

Midosuji(御堂筋)

風景に蛍光色のアクリルと表面に透明なアクリルを使い
浮かしているような作品です。

風景とマッチして作品をより際立てている
美しい作品で色の選び方にもとてもこだわっている作品となります。

ホームページにて販売されていましたが
すでに売却済みとなっています。

Fluoro Purple Reef

蛍光色の紫を使った作品で、渋谷の作品と並ぶ
サンゴ礁が白化現象を起こす前の幻想的で鮮やかな色を発色を形にした作品です。

『MILAN DESIGN WEEK FUORISALONE』に展示されていたり、
イタリアの『Juliet Magazine』にも掲載されている作品です。

Juliet Magazineに掲載された記事はこちら

PV

CHUOさんのプロモーションビデオです。
作品制作や、素敵な作品が映像として見ることが出来ます。

JR CHUOさんからのメッセージ

私の作品が、私たちの海への気候変動の影響を減らすために、サンゴの美しさと持続可能性の重要性への理解を促進することを願っています。
また、紙の複雑さと美しさを人々に示したいと思います。

この素晴らしい記事を読んでいただき、どうもありがとうございました。
私の切り絵の世界を楽しんでいただけたでしょうか。

私の切り絵について質問がある場合は、jrchuo15@gmail.comにメールを送るか、
Instagramでメッセージを送ってください。

どうもありがとうございます、みんなの切り絵展!

まとめ

今回はイギリスの現代アート切り絵作家『JR CHUO』さんの
切り絵作家紹介でした。

イギリスの作家さんのため、日本では滅多に作品を見ることが出来ないと思います。
海外で開催されるアートイベントや、10月に開催するアートイベントに行って作品を
実際に見てみることを大変おすすめします。

また、みんなの切り絵展の作家紹介で、多くの方に『JR CHUO』さんを知って貰えれば
幸いです。

『JR CHUO』さんの今後の活躍を応援しましょう!

2021年9月9日〜24日まで開催してい『MILAN DESIGN WEEK FUORISALONE』で
いくつか作品が見られるので見てみてください!。

2021年10月8日、9日に開催する
『東京インターナショナルアートフェア』にて
作品を見に行ったり、CHUOさんと交流してみてはどうでしょうか?

また、インスタやホームページで作品を見たり、購入することが出来ます。
ぜひ、閲覧してみてください!!

Instagram【@jrchuo
ホームページ【www.jrchuo.com

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①切り絵の始め方

②切り絵の道具選び

③切り絵の図案

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